輸入住宅の魅力とデメリットに関する私感

建築中の家を見ると、私の住む愛知県でもかなりの割合で輸入住宅が選ばれています。特に注文住宅の場合の割合が多いようですが、中にはそれに準ずるようなデザインの建売住宅も見かけます。輸入住宅と言えば、その魅力は何と言っても独特の外観だと思います。欧州各地の代表的な幾つかの輸入住宅はじめ、懐かしさも感じられるアメリカン住宅も人気があります。いずれもその佇まいはオリジナル性が強く、お洒落です。

日本人にとっては海外への憧れが詰まったデザインとして、魅力的に感じるのでしょう。輸入住宅は概ねゆったりした間取りが多いため、その魅力に惹かれるケースもあるようです。 そんな魅力的な輸入住宅にも、デメリットはあるものです。それはメンテナンスに関する課題です。資材などを海外から輸入してくるため、日本の最新家屋のようなメンテナンス性の高さは求められない傾向があります。すべてではありませんが、その辺も考慮して輸入住宅を検討する必要があるでしょう。

ご近所に輸入住宅が建ちました!

我が家は10年ほど前に豊田市内の分譲地の一角を購入し、注文住宅を建てました。お願いをしたのは、国内の某ハウスメーカーさんです。ここに引っ越しをしてから数年後、ご近所に輸入住宅が建てられたのです。イエローのパステルカラーの外装のお宅です。偶然にも子ども同士が同級生で、うちの子どもも何度か遊びに行かせていただきました。子どもが「転校生の子の家に遊びに行ってくる!」と言うので「どこのお宅なの?」と聞くと「あの黄色い家!」という答えが返ってきました。

これだけで、「あぁ、あのお宅だな!」と分かりましたよ。それくらい私が住んでいる住宅街では目立つ存在なのです。子ども達の間でも、その輸入住宅は「豪華な家!」とか「お金持ちの家!」といった認識だったようで、遊びに行かせてもらえることをとても喜んでいた記憶があります。 私自身はお宅に伺ったことはありませんが、子どもの同級生のお母さんと学校行事などでよくお話をする機会があります。その方いわく、輸入住宅は耐熱性や機密性がとても高いのだそうですよ。